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　　　　　　＝＝＝２００５合宿の記録＝＝＝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2005.11.29初版/12.1写真追加


　第一章　バスが来ない
「事件です、合宿施設の送迎バスが来ないんです！！」
団員全員そろいました。ご指導いただく黒木先生も早々と到着しています、
寝不足は美容に大敵なのにピアニストの大山先生もにこやかに到着。
いつでも出発ＯＫ!!

なのに・・・なのに！！、バスが来ないんです。

今朝は一段と冷え込みました。寒いんです。とても寒いんです
！！そして、痛いんです、みなの視線が痛いんです！！
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　キミもボクも寒さに耐えてバスを待つ

・・・と針のムシロのような状況で待つこと４０分、バスが到着しました。
ドライバーは人のよさそうな高齢さん、手配先から時間の変更が
つたわっていませんでした。

怒りの矛先は完全に行き場を失い、呆然としていると、
団員は誰も文句を言わず、黙々とバスに乗り込みます。
全員の顔が天使のように見えました。（お前ら本当にいい爺共だ！泣く！）
　　　＜陰の声：わいら、日本経済の発展を支えてきたんじゃ。行動くらいは心得とる＞

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　到着っ

　第二章　練習
初日は11：00から17：30まで昼食をはさみ練習しました。
本当にまじめに練習しました。
昼寝なんてしてません、猜疑心のある方はＴＭＣのコンサートに必ず来て確認して下さい。裏切りません。絶対に裏切りません。本当です。
　　　　　　　　　　　　　　＜やけにチカラ込めるじゃねーか＞

　　　２チームに分かれて、暗譜！はい、実演　


　第三章　歌も酒も、仲間って最高！！
大宴会が始まりました。４０名強の団員の胃袋は強力です。
４０本のビール、２０本のお銚子が１５分で空となりました。我々幹事パート（Ｂ）はお酒のケアーでお料理に箸をつけられません。（腹減ったー！！）

ＴＭＣはみな芸達者、パート対抗で演芸大合戦を行いました。
正当なアンサンブルから、企画を凝らしたパフォーマンス、
さらには黒木先生をして意味不明と言わしめた前衛音楽まで登場。
そしてＴＭＣの団歌「人間ていいな」。施設の係員（かわいいお嬢様達、団員にとっては娘同様）から素敵なおじ様達ですね！....だって。　（喜べ爺共！！）
　　　　　　　　＜「公共の宿」でもお世辞勉強してるんだぁ＞

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　対抗戦　これはマジかよ　乱れかよ

怒涛のごとく２次会に、ここには年齢は存在しません。
アポロン（音楽）とバッカス（酒）に魅入られた団員達は酒に酔っているのか、
夢に酔っているのか、親交の和は尽きることなく・・・。

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　林立。

　この日飲んだ酒の量、多いのか少ないのか？！
　ビール34,000ml、お酒14,400ml、ワイン4,200ml、焼酎4,200ml、ウィスキー1,400ml
　　　　　　　　＜こんにゃろ、これじゃすぐにわからねーじゃねーか＞
　　　　　　　　＜多いとも、少ないとも、言えますなぁ＞
　　　　　　　　＜おめぇ、国会答弁でもしてろ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　第四章　歌声は北浦に響き渡る
早朝の澄んだ空気の中北浦へ（宿泊施設から徒歩約１０分）、
静寂の中発声練習「ミミミミンマ！」と叫びます。
声は北浦の水面に乗って・・・といいたい所ですが、
昨晩の飲みすぎ、声は手前の土手に突き刺さりました。
失意の中、顔を上げると太陽が顔を出し、まばゆい光で水面を照らしだしました。その一条の光は土手に突き刺さったままの私の声をやさしく包み込み光り輝く水面えと運んでくれました。
　　　　　　　　＜ロマンだねぇ。しっかりと顔を上げたくなるねぇ＞


　　　　　　　北浦に　今朝は発声響かせる

早朝散策に参加してくださった十数名の団員と飲んだコーヒーの味は一生忘れないでしょう。（エート！、苦くて、甘くて、しょっぱくて？）
　　　　　　　　＜大げさな！　　え？　なに、もう忘れた？＞


　第五章　練習
8:30から12：00まで休憩は1回限りで練習しました。２日酔いで声がでないなんて言いません。真面目に真面目に練習しました。
本当です、疑う人はコンサートに来て下さい。証明します。
　　　　　　　　＜まだ言ってやんの。　よっぽど、○○だったんじゃなぁ＞

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もうちょいだ　ハイもう一度っ　良く聴いて　　


　第六章　バスがいた
練習を終え駐車場を確認すると、バスがいます。人のよさそうな例の高齢さんが微笑んでいます。昼食（白身魚のホイル焼き・味噌味ベース）をゆっくりと堪能しました。


　　　　　　　　　　　　　明日への昼食？？

　　ここで一言、
　　　　　　合唱はバスがいないと成り立たぬ。＜チャン♪チャン♪＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［　記：ＴＭＣ バス　伊藤　］

パート対抗戦 より 　　　　　取手男声数え歌

一つとせ　 人は見かけに　よらぬ者　第九を　歌える　男達 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　そいつは剛毅だね　そいつは剛毅だね 　　　　　　　　　　　　　　　　　　（以下繰り返し） 　二つとせ　 不思議に　ハモって　味しめた　男声保存の　初舞台 　三つとせ　 民謡 ひばりに クラシック 何でもござれの ＴＭＣ 　四つとせ　 よせば良いのに　手を叩き　楽譜を落とす　人もいる 　五つとせ　いつも 心を 合わせてる どうして声だけ 合わないの 　六つとせ　無理を 承知で 引き受けた オペラをこなすは 一仕事 　七つとせ　七度も 定演 開いてる まだまだ伸びると おだてられ 　八つとせ　やはり好きだよ　酒の席　練習終われば　一目散 　九つとせ　ここぞとばかりに 歌い過ぎ コーラス壊れる ときもある 　十とせ　　とても素敵な　男ごえ 言い寄る女性が 列を成す 　終わりとせ  終わり無き世を　一筋に　文化を担える　ＴＭＣ                       平成１７年１１月バスパート合作　(試作　仲津真治)