記事更新2007.12.28
            創立20周年記念
       取手男声合唱団第8回定期演奏会

お陰様で滞りなく終えることが出来ました。
遠路おいで頂いたお客様、人間っていいな、を作曲された西村先生、スタッフとしてご協力頂きました沢山の仲間の皆さん、会場を提供して下さいました浜離宮朝日ホール様、そのほか本当に沢山の方々にサポート頂きました。深く感謝します。

            
 本番(第2ステージ)

本番第4ステージ
写真をクリックすると少し演奏をお聴き頂けます(巡礼の合唱)
  


第8回定期演奏会を終えて、内外からコメントが寄せられました。
以下、いくつかをご紹介します。

 なお、「TMC Saloon」のページにも定演関係の投稿を掲載しています

                     

<団員以外から頂いたご感想  到着日付逆順に掲載


東京都 萩野様より(抄)

 最大の印象は、私にとって初めての新曲であった、作曲家が聴衆席で挨拶された曲でした。歌詞に良くマッチし、さらに、メロデー、曲の流れ、展開が素晴らしく、もっとこの方の曲を聴きたいと思いました。次回には、ぜひ、数曲別枠での作品集をお願いします。
 演奏の私見を申し上げます。まず最初の合唱で、結構、人数が多いのに驚きました。私は細かく聞きたいので、最前列で拝聴しておりました。
 合唱団の最前列の、客席から見て右の数人の方々のバリトン的発声が出来ているような、中音、低音に厚みを感じました。
  (中略)
  安本さんのソロは、私の心配をかき消した、素晴らしいテノールでした。ブラビッシモー!       (全文を「TMC saloon」に掲載しています 12/28管理人)


◆多摩市 阪東様より(抄)
 ・・・・継続は力成り。素晴らしいハーモニー。
 指導よろしきもさる事ながら、団員のやる気には、ご家族ならずとも、外からの私もびっくりするばかりです。四年後、60名が、またまた増えるやも知れません。
 期待しています。弟八回定期演奏会、見事、おめでとうございました。お疲れさまでした。
(川柳も頂戴しましたので、全文(タイトル:思い出す事)を、「TMC Saloon」に掲載しています。12/10 管理人)



◆市川市 O様より

 取手男声合唱団創立20周年記念コンサート、ご盛会心よりお祝詞申し上げます。
 日本中津々浦々沢山の合唱団のある中で男声合唱は極小数であると思われます。どの合唱団も男声が少なく困っている中、20年の長きにわたり60人近くの合唱団を維持されておられることにも驚きです。私も歌うことが大好き人間ですが、こればかりは”好き”でないと継続しません。歌う事大好き人間の合唱団であることはその姿勢すべてから伺い知ることが出来ました。
 合唱に臨まれる姿勢でプログラム23曲すべてノー楽譜。暗譜していらっしゃる点その意気込みに強い感動を覚えました。ア・カペラでハーモニーの醍醐味を充分味わわせて頂きました。頂点はやはりロシア民謡”道”でした。もう40年位い前でしょうか、上野文化でドン・コサックを聞いたことがあります。それ以来男声合唱の”道”をナマで聞いたことはありません。私にとり貴重な合唱でした。三善晃編曲の唱歌の四季もすばらしかった。田三郎の”風が”も、ありがとうございました。  (団員野上氏あての、市川市O様よりの書簡。転載10/28)


◆大石様(目黒区)より

  名月や ブラボーの声頻りなり 虫も奏でる浜離宮かな

  先日は取手男声合唱団のコンサートに伺うことが出来、幸せでした。お見事で大感激致し言葉も出ませんでした。 優しさのある情感込めての合唱に20年のキャリアとご立派な先生につかれて六十人もの団員がいらして良く練習されていられると思いました。
なつかしい紅葉では故郷の山々での幼き日を思い、秋のピエロもすてきでした。 リハビリの現状では当日でないと決心が付かないのでしたが、大盛況でやっと当日券がありよかったです。
ステキな赤のドレスの大山様のピアノも良く、黒木先生の素晴らしいバリトンでファンになりそうです。(中略)
取手男声合唱団に乾杯!!
(管理人宛にお手紙で頂戴しました。 10/1)


斉藤様(流山市)より

まずは大成功おめでとうございます。脱帽したのは<暗譜>です。これは凄い!あれだけの曲数をよくみなさん頑張りましたァ。
一階右寄り後ろから5番目くらいの場所で聴いていましたが、とてもきれいに響いていて(会場のおかげ?)それもうるさくなるような響きではなく、また響きすぎて聞き取りにくいという事もなく、心地よかったです。以前より声が揃っているように感じました。
 第1ステージは後半に行くほどよくなった気がします。トップテナーが以前よりよくなったなと感じましたが、どなたかお入りになったのでしょうか、それとも練習のたまものなのでしょうか、はたまた指導者の教育のおかげ?安心して聴いていられました。
 
第2は、何年か前に女声版を歌い、とってもとっても大好きな作品で思わず一緒に口ずさんでしまいました。
知っているがゆえにいえるのですが、この三善晃さんの編曲はただものではなく(だから素晴らしい曲想になっている)、セカンド、バリトンの中音部の音がほんとーに難しいのです。
さぞかし音取りが大変だったことと思います。唱歌はゆっくりになりがちですが、テンポがとてもよかったです。私はこういった曲、だらーりとのんびり歌うのはこのみではないので、このテンポはしゃれていたと思います。
 
第3はドイツ語頑張りましたね。「狩人の別れ」よかったです。きれいでした。
3番のジプシー、人数を少なくして歌い、視覚的にも聴覚的にも、とてもよかったです。
 
第4、黒木先生のお声をやっとお聴きすることが出来ました。やっぱり歌っていただかないとね!
素晴らしいベースで、お顔からは想像できませんでした。もう一曲ききたかったなと・・・でも
まあ皆さんの発表会だから、たしかに主役は取手の方々、先生があまり歌ってもおかしいですね。
安本さんの「しらさぎ」よかったですね〜。いいお声で、がなることもなく正当な発声で、聴き応えありました。大きな作品で大きなお声で歌ってらっしゃる安本さんしか、しらなかったので、意外でした。
 
いろいろ書き並べてしまいました。自分の事をさておいて、勝手をいいお許し下さい。
そうそうもう一つだけ気になりました。第4で団員の方が前に出てお話されましたが、
曲目を言うだけではもったいないですよね。曲目はプログラムに書いてあるので、読み上げなくていいかなと。
もっと20周年を記念するエピソードとかチョットしたユーモラスなお話とか
60名近くいるのだから、何人かマイクを握ってもいいかなと。笑いがというより微笑ましい雰囲気がほしかったですね。 


西村達郎様(「人間っていいな」の作曲者)から小野さん宛のメール

昨日はコンサートにご招待頂き、ありがとうございました。
みなさんが本当に楽しんで歌っていらっしゃるお姿を観て、こちらもつられて楽しくなりました。
また「人間っていいな」をあらためて聞かせて頂き、感動いたしました。
本当にありがとうございました。
みなさまによろしくお伝えください。
//////西村事務所 西村達郎


同年代の東芝混声合唱団員(現役、ベース)様より *1 *1=U氏経由)

「席がちょっと前過ぎたですが、しっかりハーモニーを聴くことができました。
会場から何回もブラボーが聞かれましたが、そのとおりでした。
尻上がりにすばらしくなって、特にジプシーはすばらしかったと思いました。やはり選抜チームは違いますね。
全体としては、バスとテナーがしっかりしていると思いました。
最後の第4部は最高だったと思いました。歌い慣れて身についている所為でしょうか。力が抜けているためでしょうか。見習わねばと思いました。
最後になりましたが、全曲暗譜ってすごいことですよね。皆さんのご努力に拍手です。」


1年先輩の企業家(フランク・シナトラ ファン)より *1

「いやぁー有り難うございました。素晴らしかったですよ。感動しました。
皆さん格好良かったですよ。ダンディでパワーフルで、素晴らしいオジサン達ですねぇ!
お陰で、こちらもエネルギーを貰いました。
どなたかの台詞じゃないですが「音楽って本当に良いもんですねぇ!」
専門的なことは別として、合唱団のキャラと、コンサート全体のアレンジ、例えば、演目の構成と選曲(合唱曲、クラシック、ロシア民謡、日本の童謡唱歌からゴスペル風までと多彩)から、舞台ユニフォームまで、が、とにかく コーラスの楽しさ、歌う楽しさと、聞く楽しさを純粋に、しかも粋に楽しむという雰囲気が全てに行き渡っていて、コンサートを楽しく、感動的なものにしていると感じました。正直言って、もっとアマチュァ的な成果発表会を想像してましたので、嬉しい驚きでしたし、コンサートの最中に、このまんまの構成で「お父さん達コーラス団として、何日間かの連続公演とか、国内、国外へのツァーをやっても いけるんじゃないか?」なんて考えました。
有り難うございました。改めて、あんな素晴らしいことが出来る方達に敬意を表します。」


◆学生時代の混声合唱仲間(元テノール)より  *1

「見事なアンサンブルに感激いたしました。
全曲暗譜というのも見事ですね。20年継続してきた賜物と、敬意を表したいと思います。選曲も、懐かしいものばかりで、しばし男声合唱の醍醐味を堪能させていただき、ありがとうございました。」


取手市Y.N.様(メール)

昨日は、大変ありがとうございました。本当に素敵な演奏会でした。第1ステ−ジから第4ステ−ジまで、休憩さえもが素敵な流れで、あっという間の2時間でした。
 「ホ−ルの良さに助けられて」はご謙遜です。「重厚で優雅なTMCのハ−モニ−を温かくホ−ルが包んでいた!」という印象が残っています。いつもいつもTMCさんは、「もっと聴きたい!」思わされるのですが、今回の演奏会は更に“素晴らしい変貌”を感じました。
楽しい“ひととき”を過ごさせて頂き、感謝申し上げます。


柏の合唱団員 N.Y.様
 素晴らしい演奏でした。 特にドイツ語が良い発音ではっきりしていて印象的でした。


                       
<打上会でのコメント>   

◆黒木先生

 前回までの事はよく知らないが、20年の中で一番良い演奏だった、ときいた。
かなりパワーを使い、翌日はクラゲみたいだった。2ステージ振って1曲歌うのはかなりの労力だ。でも、ボクのやりたいことが少しづつ浸透してきており、伝わる音楽になってきているのは事実だと思う。 もっともっとやりたいこともたくさんあるので、任期が伸びたことをステップとして、皆さんと共に良い音楽を作って行きたい。
いろいろ皆さんには厳しいことをお願いしているが、すべて良い音楽・良いコーラスのためである。
先ずは11月の取手公演に向けてさらに良い音楽のため練習しましょう。


◆大山先生

おつかれさまでした。
素晴らしいホールで演奏され素晴らしい雰囲気の中で歌った経験はこれからの合唱のかてとなるでしょう。
健康に気を付けてがんばって下さい。


◆高尾さん(団内指揮者)

 いろんな人に感想をきいたところ、一番多かったのは、「楽しかった」、2番目に、「面白かった」ということでした。
 今回はこちらからのメッセージがかなりお客さんに伝わるようになったのだと思う。すごく嬉しかった。いままでの「まあ、良かったね」と言うことだったのとは大きく違い、一番の収穫だったと思う。
 ソロも話題になった。
  「バズーカ砲みたいなひと」
  「若い人も結構やったじゃん」
  「アンコールでの年配の人も良い声してた」、等という声があった。
各パート一人ずつでも合唱になる、と言う状態にして行きたい。さらに言えば、フォルテも歌えるように。


◆新倉さん(団内指揮者)

 おつかれさまでした。TMCは本番に強い、とよく言われるが、普段の練習が現れたものだろう。緊張が維持出来たことに感謝する。
黒木先生のご指導のもとで、向かう方向がはっきりしてきたことが素晴らしかった。
 幾人かの知人に感想を聞いたところ、
年齢が高くても、取手のような田舎にこんな合唱団があるとは思わなかった/演目もしっかりしていて、非常に存在感のあるコンサートだった、/楽しくて、皆さんの気持ちが伝わってくるような良い演奏会だったね、
  といった意見だった。


◆阿久根さん(ステージマネージャ)

おめでとうございます。
ステマネとしてお手伝い出来てうれしい。とにかくスケジュール通りに、1−2分の差で収まった正確さにびっくりしている。正規の客席では聴くことが出来なかったが、休憩時間に知人の合唱団メンバーにも聞いたが、格段に良くなった、との批評だった。
黒木先生以外に団内指揮者が2名も居るのはTMCの宝、だと思う。 ありがとう。


◆奥山さん
 家内の批評を一言。アンコールを終わって拍手までの10秒間の静寂に感動した、とのこと。


◆酒井さん
 新メンバーで素敵なコンサートに参加させて頂いた。
聞きに来てくれた娘に聞いたところでは、、、、、
・最初にびっくりした。予想外に?上手でした。
・選曲も良かったと思うし、丁寧に歌っているように感じました。練習をたくさんしたんだなー、と。
・ハーモニーも、少しだけずれたところもあったけど、殆どパーフェクトでした。
・一生懸命やったので実力以上のものがでたんじゃないの?
・先生のムードとやり方が皆さんの力を引きだしたんじゃないでしょうか。
・男声合唱団はぎらぎらした部分があるが、それはなくていい感じだった。
・(プログラムによると)3割くらいのひとしか楽譜が読めないとのことなのに、どうしてこんなに歌えるの? 言霊が宿ったのでは?
               (6000回練習したからさ、と陰の声)


◆仲津さん
素晴らしいホールは楽器だ。
20年の風雪の成果なのだろう。
知人から、「白鷺」を歌った年配のひと、よくあの声が出る、と励まされた。
自分としてはスポーツに関係ある音楽を聴いてみたい。


                       

<定演フォト余録>
  


  リハではパワーを貯める


          打上会を始めます 


新たな気持ちでリスタート

                 















     文責&写真:北の旅人 (写真*はY.N.さん撮影)